技能五輪とは
技能五輪は、ものづくり・サービス分野における若者の技術・技能を競い合う国際的な競技大会です。
代表が世界金メダルを獲得し、指導員として10年間携わってきたこの舞台について紹介します。
技能五輪とWorldSkills Competition
技能五輪全国大会
中央職業能力開発協会(JAVADA)が主催する国内最高峰の技能競技大会。
23歳以下の若手技術者が50以上の職種で日本一を競います。
毎年秋に開催。
WorldSkills Competition
技能五輪の世界大会。2年に一度、各国の代表選手が60以上の職種で世界一を争います。
2007年の日本開催(静岡)では85か国・地域が参加しました。
電子機器組立て職種とは
電子機器組立て職種は、電子機器の動作仕様に基づき
- 回路設計
- 回路図・基板図の作図
- ハンダ付けによる基板実装・配線
- 調整
- プログラミング
を行い、仕様通り動作する電子機器を時間内に完成させる競技です。
また、あらかじめ故障個所が仕込まれた電子機器の
- 原因追及
- 故障修理
- 修理レポート作成
を行い、機器を時間内に正常動作させる競技もあります。
単なる電子機器の組立ではなく、回路設計の理解・プログラミング・計測技術・問題解決力が求められる総合的な技術技能の複合競技です。
また、競技課題内容は非公開で、競技当日に配布される仕様書でどのような機器か、電子部品を使うのかが初めて判明するため、非常に高度な知識レベルと範囲の網羅、回路設計の技術力と経験、所見の機器を正確に組み立てる高い技能が要求されます。
技能五輪から現場エンジニアへの還元
- 高度な知識・技術・技能の複合と思考
- 設計〜実装〜検証を担う力
- 故障診断・即時トラブル解決
- 時間プレッシャーの耐性
技能五輪で培われたこれらの要素は、現場で発生する日々のトラブルを切り抜け、根本対策を行い生産を安定化する「モノづくり」を支える礎になります。
